2018年、ウオッチドッグ記者は、明治のジャーナリスト宮武外骨の「滑稽新聞」からインスピレーションを受けて、調査報道サイト「ウオッチドッグ」のサイトを作った。

2024年、ウオッチドッグ記者は、明治のジャーナリスト宮武外骨の「スコブル」からインスピレーションを受けて、「WACTHDOG新聞」のサイトをリニューアルした。

2025年、ウオッチドッグ記者は、明治のジャーナリスト宮武外骨が編纂した「山東京伝」からインスピレーションを受けて、江戸の戯作本を知ってみたいと思った。

ウオッチドッグ記者

外骨先生は、大正6年1月に発行した「スコブル」という雑誌の記事で、こうぼやいていました。

スコブル第3号

これまで、真面目にやった事業は、物質面で悉く失敗した。書く者が悪いのではない。書くようにした社会が悪いのだ。
3か月の努力で「山東京伝」を編纂して発行したのは先月下旬(大正5年)だった。先づ初版として千部印刷したのに、発売後1か月経ったが、半数ほどしか売れない。山東京伝を買わない社会多数の奴らに対して、復讐の矢を放たずにゃいられないじゃないか。

外骨先生。令和7年の今こそチャンスですよ。山東京伝の著作の数々を世に出した江戸の出版王「蔦屋重三郎」の生涯をNHKが大河ドラマで放映中です。
さぁ、今こそ、外骨先生編纂の「山東京伝」をアピールして、「山東京伝」を買わなかった大正時代の庶民に復讐の矢を放とうじゃないですか。

大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」 – NHK

さあ、宮武外骨編纂「山東京伝」のはじまり はじまり